広島市西区福島町で道路陥没|原因は掘削工事?現場の状況まとめ
2024年9月26日、広島県広島市西区福島町で「道路が陥没した」と通報がありました。
現在、現場から半径50メートルの範囲の住民に避難を続けるよう呼びかけられています。
道路陥没の原因や現場の状況についてまとめました。
広島市西区福島町で道路陥没|原因は掘削工事?
報道によると道路陥没の理由として、現場近くの地下およそ30メートルで行われていた掘削工事が関係している可能性があるとのことです。
「雨水管」と呼ばれる設備を作るため、行われていたようです。
広島市から工事を受注していた施工業者の1つ「清水建設」は、謝罪コメントを発表しています。
2024年9月26日
清水建設株式会社
本日午前8:40頃、清水・日本国土開発・広成建設工事共同企業体が広島市西区で進めている「観音地区下水道築造工事」の施工区域内において、道路の陥没が生じ、近隣の皆様をはじめ関係各位に多大なご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
原因につきましては現在調査中ですが、早期の復旧に向け、関係各位と協議のうえ対応を進めていく所存です。
SNSでは掘削工事に加えて「もともと河川の埋め立て地だったことも原因では」という意見がありました。
広島市内道路陥没事故。調べると、河川の真上を宅地造成した場所みたいだな・・・。下水工事が原因とは言え、川の真上ではなぁ・・・。怖いなぁ。 pic.twitter.com/ksRoSdMbca
— 兵隊幻酔 (@J6H6yG9Dqp58qp6) September 26, 2024
広島市で道路が陥没。
— トフィー【地理教員芸人】🗺️ (@toffee2210) September 26, 2024
地理院地図でみると「旧河道」つまり昔は河川だったのがわかりますね。 https://t.co/CTNK642ZAf pic.twitter.com/hbEtiVPWnf
広島市西区福島町で道路陥没|現場の状況まとめ
被害は道路だけではなく、周辺の建物にも及んでいます。
- 陥没は、南北40メートル、東西15メートルにおよぶ広範囲
- 周辺の建物8棟が傾いている
- 広島市は現場から半径50メートルの範囲の住民に避難を呼びかけ
- 現在、27世帯が体育館などに一時避難
- 広島市は当面の間、避難者の宿泊先や1人1日当たり4千円の食事代などを手配するとしている
広島市下水道局がJVに発注したシールド工による下水道築造工事で、異常出水。道路が2m位陥没。建物が傾き水道管の漏水事故も発生。27世帯が体育館等に一時避難。現地を視察。
— 中原ひろみ(日本共産党広島市議会議員) (@jcp_nakahara) September 27, 2024
市議団は、早期にホテルの借り上げを求め、広島駅周辺のホテルに移る事に。事故の原因究明、復旧、被害補償が求められます。 pic.twitter.com/wkIrAnf6dW
現在は、住民説明会が開かれたり、復旧作業が続いている模様です。
広島市西区福島町で道路陥没|原因は掘削工事?現場の状況まとめについて|まとめ
広島県広島市西区福島町で起こった道路陥没の原因や現場の状況についてまとめました。