ドラクエで鳥山明はデザインをいつから描いてる?1作目から今後は?
マンガ家の鳥山明先生は、いつから人気ゲーム『ドラゴンクエスト(ドラクエ)』のデザインを担当しているのでしょうか。
ドラクエは、現在シリーズ11まで出ていて、2024年5月27日には38周年を迎えます。
40年近い歴史を持つドラクエはファンも多く、私も全てのシリーズをクリアしてきた大ファンのひとりです
鳥山明先生のデザインされたキャラクターたちは、かっこよくてかわいくて、ドラクエの世界観にとってかかせません。
鳥山明先生はドラクエのシリーズ1作目からキャラクターやモンスターのデザインを担当されていました。
今回はいつから描いているのかに加えて、今後発売予定のドラクエシリーズのデザインを担当されているかどうかについても、調査しました。
目次
ドラクエで鳥山明はデザインをいつから担当?ネタ切れだった?
鳥山さん‥ pic.twitter.com/FfjOtZpgDf
— 堀井雄二 (@YujiHorii) March 8, 2024
鳥山明先生は、ドラクエの生みの親の堀井雄二さんに頼まれて、1986年5月27日に発売されたドラクエ1からデザインを担当されていました。
堀井さんの描いたドロドロのスライムをもとに、あのかわいらしいスライムのキャラクターを鳥山明先生が生み出したのは、ドラクエファンには有名な話ですね。
1作目のデザインを堀井雄二さんに頼まれた経緯を紹介
1985年8月、堀井さんは「週刊少年ジャンプ」でゲームを紹介するコーナーを連載していて、この頃から鳥山明先生とも面識がありました。
堀井さんが本格的にドラゴンクエストを作り始めるときに、担当編集者からのススメを受けたこともあって、鳥山明先生にデザインをお願いしたそうです。
このとき、鳥山明先生はほんの軽い気持ちで引き受けたそうです。
そして、そこから30年以上、キャラクターやモンスターのデザインを担当することになります。
鳥山明はキャラクターのネタ切れに悩まされていた
2016年12月28日にNHKで放送された、ドラクエの30年の歴史を振り返る特集番組では鳥山明先生への取材も行われました。
その中で、鳥山明先生は以下の文面を出しています。
文面の中では、長年続くシリーズならではの悩みを書いていますね。
- 30年以上も続くなんて思ってもみなかった
- 正直そんなに続くならお断りしていた
- 健全なキャラクターなんて、そんなにバリエーションを持っていない
しかし、その後2017年7月29日に発売されたドラクエ11のキャラクターは、鳥山明先生らしい素敵なキャラクターばかりでした。
今後発売予定のドラクエシリーズのデザインは終わっているのかな?
ドラクエ12とドラクエ10(Ver.7)について調査してみました。
今後発売予定のドラクエシリーズのデザインとの関係を紹介
2024年3月8日、ドラクエシリーズを販売するスクエニからの発表がありました。
鳥山先生がドラクエ12の開発にどのように関わったかや、開発への影響などについて「詳細な回答は控える」と発表しました。
今後発売予定の新たなドラクエシリーズには、2021年5月27日にシリーズ35周年を記念して制作発表された「ドラゴンクエストⅫ 選ばれし運命の炎(ドラクエ12)」。
そして、2024年3月21日に発売予定の「ドラゴンクエストⅩオンライン Ver.7 未来への扉とまどろみの少女(ドラクエ10)」があります。
ドラクエ12「選ばれし運命の炎」との関係について
ドラクエ12のキャラクターデザインに鳥山明先生がどう関わったかについては、スクエニの発表からだと詳細が分かりません。
2021年9月30日には、ドラクエの音楽を担当されてきた作曲家のすぎやまこういち先生がご逝去されました。
その際には、ドラクエ12がすぎやまこういち先生の遺作になったことを公式がコメントしていました。
鳥山明先生についても発表があってもよさそうですが、実際に発売が近くならないと分からなさそうです。
ドラクエは、堀井さん、すぎやまこういち先生、鳥山明先生の3名が作り出す世界観がすばらしかったので、12を含めた今後の作品がどうなっていくのかとても気になります。
ドラクエ10オンラインVer.7「未来への扉とまどろみの少女」との関係について
2012年8月2日に発売予定のドラクエ10は、ドラクエシリーズでは珍しくオンラインゲームの形をとっています。
ストーリーの区切りごとにバージョンアップを繰り返し、現在はバージョン6まで発売されています。
10年以上続くドラクエ10ですが、途中からゲームパッケージなどが鳥山明先生の絵柄ではないと噂され始めました。
おそらくバージョン7にも鳥山明先生は多くは関わっていないと推測されます。
まとめ
37年前の本日は『 #ドラゴンクエスト 』の発売日🎉
— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) May 26, 2023
「ドラゴンクエスト」シリーズの第1作目である #DQ1 は、伝説の勇者ロトの血を引く主人公が、アレフガルドを救うために旅立つ物語です⚔️
コマンドを入力するわかりやすい仕組みで、日本にRPGというジャンルを広めました🙌 pic.twitter.com/HDv0eoFCft
鳥山明先生がいつからドラクエのキャラクターやモンスターのデザインを描いていたかというと、堀井雄二さんに頼まれてドラクエの1作目から30年以上担当されていました。
今後のドラクエシリーズについて、どのように関わっているか詳細は不明でした。
以上、鳥山明先生がドラクエのデザインをいつから担当しているかについてお届けしました。
鳥山明先生は2024年3月1日にご逝去されれました。
これまで楽しませてくださったことに心より感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。